私の心の病気

私は実父の事が理由で心の病だ。
幾つか病名を言われたけど、時間が経ったので忘れた。
でも私もだが家族も、私の病気には大変な思いをさせられている。
そもそも私の離婚理由はここにあると言って良いだろう⁉️
だからと言って母や父を責めているわけではない。
母は大変な苦労をしながら、私達子供を育ててくれた。
しかし父は違う。
親としての責任放棄。
そして35年ぶりに会った私に、望んだ妊娠ではなかった事、私達から父を奪った女性の家族には、何も知られたくない事などを話してくれた。
最終的にわかった事は、私達子供さえ会いたくないし他人でいたいと言うことだけだった。
それを知った私は父に対する復讐だけを考えた。
毎日毎日。
でも、その思いが子供を傷つけていた。
その思いを消すほど、私は寛大になれない。
だからこそ私の心の中から抹消するしかなかった。
母は自分達を捨てた父を憎んでいた。
父に似ている私を憎んでいると、子供の頃から思っていた、その事が私と母の間に溝を作っていた。
だから私の中で父への憎しみが大きく、自分でも手に追えない荷物だった。
そして、これが離婚理由。
？と思うでしょうね、皆さん。
異性ではなく、父親になってしまうのです。
どこにも向けられない父への憎しみや怒りが、パートナーに向けられてしまうのです。
最初は普通の喧嘩でも、最終的にはそこに行き着く。
そして互いに疲れはてるのだ。
これこそが私の心の病だ。
心の中から抹消することで、私は普通の暮らしをしている。
時々、私の病は目覚める。
それでも以前より穏やかな日々を過ごせるようになった。
元旦那は治ると言うけど、治らない事は知っている。
上手く自分の心と共存していくしかないのだ。
過去を変えられないのと同じようにね。
病院にも通っていたし、薬も飲んでいた次期もある。
でも私には合っていなかった。
上手く説明出来ないし、勘違いかもしれないけど、薬を飲むことで病状は悪化していたし体の調子も悪くなっていた。
自殺未遂までいってしまったのだから。
その時の娘の言葉がなければ、私はこんな風に生活することは出来なかったはず。
ママは死んだら楽だけど、生きてる人は一生苦しんでいくんだよ。
病院や薬じゃなくて、大切な人の言葉を信じようと思えて本当に良かった。